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ブラジル

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ブラジル 生産 - 2026年のブラジルは記録級の増産見通し ブラジル政府系のConab(国家食糧供給公社)の初回見通しでは、2026年の生産は66.2百万袋(60kg換算)で前年比17.1%増、過去最高更新の可能性 (comunicaffe.com) - 中身はアラビカの回復が主役、ロブスタも高水準 Conabはアラビカ44.1百万袋(+23.3%)、コニロン(ロブスタ)22.1百万袋(+6.4%)を見込む (comunicaffe.com) - 背景にあるのは「隔年結果」と天候 ブラジルのアラビカは隔年で表裏が出やすく、前年側で落ち込む局面では高温乾燥などが効いて痛みが出やすい。直近もその影響が語られてきた (comunicaffe.com) 流通 - 輸出は量が減っても、お金は増える年が続いた 2025年は輸出数量が落ちた一方で、国際価格上昇で輸出金額が過去最高級になった、というのが大きな特徴 (thestar.com.my) - 月次でも同じ構図 2025年11月は輸出量が前年同月比で大きく減ったのに、平均輸出単価上昇で外貨収入は増えた (datamarnews.com) 価格 - いまの価格は「供給の不安」と「在庫の薄さ」で支えられやすい USDA見通しでは世界消費が過去最高水準へ近づく一方、期末在庫は減少方向という整理で、相場が下がりにくい土台になりやすい (comunicaffe.com) - ブラジルは量の国なのに、値段の国にもなっている 2025年は平均輸出価格が大きく上がり、輸出金額が記録に届いた。ブラジルは「たくさん作る国」から「高く売れる国」へも同時に寄っている (thestar.com.my) 現時点の問題点 - 天候リスクが消えない 霜、干ばつ、高温といったストレスが数年単位で繰り返し語られており、収量だけでなく品質と選別(グレード)にも影響が出やすい (comunicaffe.com) - 輸出は「量が出ない」こと自体がコストになる 量が落ちると港湾や船積み、契約履行の面で無理が出やすく、結果として余計な費用が積み上がりやすい (comunicaffe.com) - 政策や貿易摩擦のノイズ 2025年は対米関係の関税をめぐる混乱が輸出先構成にも影響したと報じられている (thestar.com.my) 読み物としてのまとめ - ブラジルのコーヒーは、巨大な畑が生む「量」で世界を満たしながら、同時に「天候」と「隔年結果」という気まぐれで世界価格を揺らす - 2025年は“袋数が減っても売上は増える”という、コーヒーがコモディティから価値財へ寄っていく年だった - そして2026年は、Conabの見立て通りなら「量のブラジル」が戻ってくる ただし、世界の在庫が薄いままなら、増産は“値下げ”ではなく“高値のままの安定供給”として現れる可能性がある (comunicaffe.com) コーヒー産地の最新事情さんが作成
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