INPUT
ネパール
生産
ネパールのコーヒーは主にアラビカで山岳丘陵地の小規模生産が中心
国内の年間生産はおおむね500から600トン規模とされ 量は多くない (perfectdailygrind.com)
一方で国内消費が急増し 国内生産の約70から80パーセントが国内で飲まれている状況 (english.nepalnews.com)
流通
小農家が収穫したチェリーを協同組合や集荷業者が集め 近隣でパルピング 乾燥 精製を行い 国内ロースターへ回すか 少量を輸出する流れが主流
国内のカフェ文化が拡大し 需要が都市部から地方へ広がっているため 生豆が国内に吸収されやすい (apnews.com)
増産の動きとして 国の機関がブロックプランテーションを推進し 一定条件で補助も出している (english.nepalnews.com)
苗木需要が強く 供給が追いつかないという現場のボトルネックも出ている (english.khabarhub.com)
価格
ネパールでは最低支持価格の設定があり 2023年11月時点で例として
有機認証など条件を満たすAグレードのフレッシュチェリーは1kgあたり100ルピー
パーチメントAは1kgあたり500ルピー
といった水準が報じられている (kathmandupost.com)
国内需要が強い一方で輸入も多く 2024 25年度は輸出64トンに対し輸入203トンという統計が出ている (english.nepalnews.com)
現時点の問題点
需要が供給を追い越す
国内で飲まれる比率が高く 輸出向けにまとまった数量を安定供給しにくい (english.nepalnews.com)
苗と人と時間の不足
苗木の供給不足が拡大の天井になりやすい (english.khabarhub.com)
若年層の海外出稼ぎで担い手が薄くなるという構造問題も指摘される (kathmandupost.com)
土地と投資の制約
土地保有上限やリース制度の不明確さが 商業規模の長期投資を難しくし 生産が小規模分散に留まりやすい (kathmandupost.com)
地形由来の高コスト
適地は丘陵で 機械化や道路アクセスが難しく 生産コストが上がりやすい (kathmandupost.com)
輸入圧と市場の二重構造
輸入量が大きく 量の市場は輸入 品質の市場は国産スペシャルティという二層になりやすい (english.nepalnews.com)
読み物としての要点
ネパールのコーヒーは 大国の大量生産とは逆に 小さく希少で だからこそ丁寧に作り込めるタイプの産地になりやすい (perfectdailygrind.com)
ただし今は 国内のコーヒーブームが強く 生産した豆の多くが国内で消えていく
輸出で名を上げる前に まず自国の朝の一杯が生産者の豆を飲み干してしまう
このねじれが ネパールコーヒーのいまの面白さであり 同時に最大の課題でもある (english.nepalnews.com)
コーヒー産地の最新事情さんが作成
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