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ニカラグア
ニカラグア
生産
主力はアラビカで全体の大半を占める構造が続きつつ、ロブスタは小さめの比率で補完的に存在する
2025年時点の見立てでは、生産はおおむね横ばい圏で推移しやすい一方、天候がはまる年は回復も起きる
2024 2025はエルニーニョ由来の影響で落ち込んだ反動もあり、2024 25から輸出が持ち直す局面が観測されている (dailycoffeenews.com)
流通 輸出
輸出は米国向けが最大級で、次いでEU向けが大きいという売り先の軸がはっきりしている
そのため米国の需要や在庫 市況の波が、ニカラグアの現場価格にも伝わりやすい (dailycoffeenews.com)
一方で港湾 混雑や船腹の都合、資金繰りの詰まりなど、運ぶところで詰まる問題が残りやすいとされる (dailycoffeenews.com)
価格
世界のアラビカ指標は2024から2025にかけて高値圏が続き、2026年1月の指標でも高い水準が示されている (ycharts.com)
ただし高値は生産国の利益を自動的に増やすわけではなく
肥料 農薬 燃料 人件費
資金繰り 金利
輸出までの遅延や目減り
が同時に効いて、特に小規模農家ほど手残りが薄くなる構図が起きやすい (dailycoffeenews.com)
現時点の問題点 産地の肌感に近いところ
労働力不足
収穫期に人が足りず、賃金上昇や取りこぼしが起きやすい
中米ではニカラグア人労働者の移動を巡る制度変更が周辺国の収穫にも影響したと報じられており、労働移動の不確実性は地域全体のリスクになっている (theworld.org)
小規模農家の体力
高値で肥料投入を増やせる層は収量 品質を守りやすいが、資金アクセスが弱い層は樹勢が落ちて翌年以降に響く
結果として同じ国の同じ産地でも、ロット間の品質とコストの差が開きやすい (dailycoffeenews.com)
物流と資金繰り
港や輸送のボトルネック、輸出業者の運転資金の制約が、現金化の遅れや買い叩き圧力につながりやすい (dailycoffeenews.com)
読み物としての面白さ
ニカラグアは
量で世界を塗り替える国
というより
高地アラビカで勝負しながら、年ごとの天候と人手と資金繰りに翻弄される国
になりやすい
国際相場が上がると畑に肥料が入り、樹が元気になり、品質も戻る
しかし同じ高値が、賃金と物流費も押し上げて、収穫と出荷の現場をきつくする
この
上がって助かるのに 上がって苦しくなる
というねじれが、いまのニカラグアのコーヒーをいちばん物語っぽくしている (dailycoffeenews.com)
コーヒー産地の最新事情さんが作成
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